私たちの手元には日々いろいろなものが届きます。食べ物をはじめ、書籍、衣服、機械など、物流の仕事で生活が成り立っているのです。しかし、荷物は直接メーカーや発売元から消費者に届くのではありません。
物流の仕組みとして配送ルートの間に物流センターを挟むことがほとんどです。そのメリットとしては、日々、荷物がメーカーから消費者まで物流で運ばれる回数は星の数ほどあります。しかし、その全てを個別の配送していたのでは人手も時間も足りず、手元に荷物が届くのは何ヶ月後、最悪数年かかってしまう事にもなりかねません。
出荷された荷物は回収元のあるエリアの物流センターに運ばれます。この物流センターで届け先が同じ方向のものを集めて一気に出荷することで配送する時間やコストを削減することができます。
また、現在のように複雑な社会では物流センターから荷物の届け先の物流センターに一度届けられ、そこから、個別の届け先まで運ばれるようになっています。大手物流企業が増えた今では配送の各企業だけでなく、引っ越し業者も全国に物流センターを持っており、たがいに負担をかけることなく、日本全国に効率よく荷物を運ぶことができるのです。
また、物流センターを食品会社が持っていることもあり、温度や環境が保たれた倉庫の役目を果たしているため、届く物品の質が保たれ、消費者の元に安全な食材と安心を届けることができるようになっています。自分はもちろん、小さなお子さんがいる方でしたら、口に入れるものは安心で安全な食材のほうが断然良いですよね。安心で安全なことが保証されていると長く続けやすく、信頼感を得ることもできます。
物流センターや物流業界の努力や工夫によって私たちの生活は成り立っているのです。