一生懸命リサーチして、ようやく理想の我が家を手に入れたと思っていても、いざ住み始めてみると、様々なところに要改善があると気づくものです。そんな場合は、リフォームを行うのがおすすめですが、気になるのは工事に充てられる期間でしょう。必要な期間はどんなリフォームをするかによって大きく変わってきます。

例えば、工事金額に数百万円を組んで大規模な全面的リフォームになると、1カ月から2カ月ぐらい掛かります。工事業者が室内で作業することとなれば、その期間中、生活をするための場所を別に確保する必要があります。
1、2ヶ月となれば長いと感じるでしょうが、もし家を新しく建てるとなれば、1カ月から2カ月では済みません。改装だからこそ、短い期間で済むのだと割り切るようにすべきです。

全面的なリフォームとは異なり、部分的なリフォームでいいのなら、期間はさらに短縮されます。例えば、数十万円程度の金額でお風呂のリフォームをする場合は、期間は1週間前後で済みます。早さ重視のリフォーム業者であれば、3日程度で片付けてくれる場合もあります。
お風呂を使えない状態が続けば続くほど、銭湯などへ通う費用も増えていきますので、料金だけでなく工期も意識するのは大事です。

ただ、これまでの話はすべてリフォームにおける工事にかかる時間の話です。リフォームでは、注文後すぐに工事に取り掛かれるわけにはいきません。実際業者に家に来てもらい見積りをする必要もありますし、リフォームをするための機材を業者が確保するのを待つ必要もあります。

工事にかかる期間の2倍から3倍程度の日数がリフォーム発注から完了までには必要です。想定していた工事開始日がずれこむ場合もありますし、リフォームが始まってから追加の注文をお願いしたくなるときもあります。普段の生活への影響ができるだけ抑えられるように、長期の休暇中にリフォームをするのがおすすめです。いざ工事が始まったら、旅行に出かけたり、帰省したりすれば、工事期間中も楽しみながら過ごせます